フィールド日記
2024年05月
2024.05.17
ムラサキサギゴケ
ムラサキサギゴケが咲いています。水田のあぜ道などによくみられる多年草です。花は近縁種のトキワハゼに似ていますが、本種は長い走出枝をだして広がっていくことで区別することができます。めしべの先端は2つに分かれていますが、花粉がつくなどの刺激を受けると閉じることが知られています。
2024.05.14
ヨウラクラン
ヨウラクランが咲いています。着生ランの一種で、木の幹にくっついて生育しています。木から直接栄養を奪っているわけではなく、生育の場として木の幹を利用しています。花は1~2mmほどで、ラン科の中で世界最小級です。
2024.05.10
コゴメウツギ
2024.05.07
マツバウンラン
マツバウンランが咲いています。北アメリカ原産の帰化植物で、キャンパス内ではお茶畑の周りにたくさん咲いています。和名は、ウンランという植物に近い仲間で、葉が松の葉のように細いことに由来します。
"Matsuba-Unran (マツバウンラン)" plants are in bloom. They originally come from North America. On our campus, many of them grow around the tea plantation. The name comes from the fact that they are a relative species to the "Unran" plants and their leaves look like those of pine trees.
2024.05.03
ヒメハギ
ヒメハギが咲いています。明るい草地に生える多年草ですが、市街地では減少しています。不二聖心では定期的な草刈りによって草地が維持されている茶草場でよく見ることができます。花の先端に房状の付属体があるのが特徴です。
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