フィールド日記
2014年05月
2014.05.03
八十八夜の翌日の茶畑とキンラン
昨日が八十八夜でした。お茶畑の若葉は摘まれるのを待ちかねているように勢いよく茂っています。
お茶畑の肥料とするために不二聖心の雑木林は毎年、きれいに草刈りがなされます。そのおかげで稀少な植物が雑木林の林床に数多く残っています。今日はキンランの写真を撮ることができました。
今日のことば
詩を書きはじめたころ「さびしさを大切になさい」とある詩人にいわれたことがあります。「大切に」とはどういう意味なのか、私ははっきりつかむことが出来ませんでしたが、いま、その意味がわかったように思います。それは、さびしさを知る心を出発点にして、何かを創りだしてゆくことなのでしょう。
高田敏子
2014.05.01
森のネズミと出会う
今日はオリエンテーリング大会でした。
生徒全員が元気に競技を終えたあとで、ポストの撤収をしました。森の中でようやく見つけたポストを持って林道に出たとき、足元にネズミがいるのを見つけました。たとえようもないネズミの愛らしい表情に思わず見入ってしましてました。
今日のことば
みんな僕が虫自体に関心を持っていると思っているけど、そうではありません。虫ってものずこく背景があって、その背景を一言で「自然」もしくは「生態系」と言い換えてもいいけれども、そういうものの一種の象徴として、虫を見ているんですね。 養老孟司
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