フィールド日記
2024.07.19
ショクヨウホオズキ
ショクヨウホオズキが咲いています。北アメリカ原産の帰化植物で、名前の通り、食用になるホオズキです。観賞用のホオズキと同じように、花のあと、がくが肥大し、果実を包みます。栽培されていたものが逃げ出し、野生化しているようです。

2024.07.16
ネムノキ
ネムノキが咲いています。マメ科の落葉高木で、山地の林縁や土手などでよく見られます。花は多数の赤い長い雄しべがよく目立ちます。和名は眠の木の意味で、夜になると葉が閉じることに由来します。

2024.07.12
オオバノトンボソウ
オオバノトンボソウが咲いています。やや乾燥気味の林床に生えるランの一種です。キャンパス内では林縁で見られます。花は黄緑色で、茎に著しい稜があることが特徴です。

2024.07.09
コクラン
コクランが咲いています。複数の県で絶滅危惧種に指定されているランの一種です。和名は黒っぽい色の花をつけることに由来します。

2024.07.05
ツチアケビ
ツチアケビが咲いています。ランの仲間で、光合成をせずに、栄養を完全に菌類に依存しています。和名は、秋に小さいアケビの実のような赤い果実をつけることが由来です。キャンパス内では毎年同じ場所で開花するわけではなく、数年に1度くらいの頻度で見ることができます。
2024.07.02
ヒトツバハギ
ヒトツバハギが咲いています。林縁などに生える落葉低木です。写真は雄株で、葉の付け根に花を多数の雄花をつけています。ハギと名前がついていますが、マメ科のハギ(萩)の仲間ではなく、コミカンソウ科に属する別の仲間です。静岡県のレッドリストでは絶滅危惧ⅠB類に分類されています。

2024.06.28
ヤブジラミ
ヤブジラミが咲いています。セリ科の越年草で、道端や藪でよく見られます。和名は藪に生え、果実に先端がかぎ状に曲がった刺毛が密にあり、動物やヒトの服にくっつくことに由来します。

2024.06.25
ホタルブクロ
ホタルブクロが咲いています。キキョウ科の多年草で、釣鐘型の花冠が特徴です。和名は、子どもたちが、ホタルを花冠の中に入れて遊んだことに由来するといわれています。

2024.06.21
アカメガシワ
アカメガシワが咲いています。伐採跡地や崩落地などにいち早くみられる落葉高木です。雌雄異株で、写真は雌花です。和名の「アカメ」は、新芽が赤いことに由来します。
"Akame-Gashiwa (アカメガシワ)" trees are in bloom. They are the tall trees growing in logging sites and landslide areas. They are divided into two groups: the male trees and the female trees. The one in this photo is a female tree. "Akame (アカメ)" in its name indicates that their sprouts are red.
2024.06.18
ヨツバムグラ
ヨツバムグラが咲いています。日当たりの良い草地や明るい林内などに見られる多年草です。花は小さくあまり目立ちませんが、キャンパス内ではさまざまな場所で見ることができます。和名のヨツバは葉が4枚輪生することに由来します。
"Yotsuba-Mugura" plants are in bloom. They are perennial plants growing in sunny grass fields and forests. They are not so noticeable because their flowers are small, but they grow in many places on our campus. "Yotsuba" in its name means "four leaves" and it comes from the fact that they have four verticillate leaves.