フィールド日記
2024.03.22
コハコベ
コハコベが咲いています。春の七草の一つで食用になります。また、ひよこなどの小鳥の餌として使われたことからひよこ草とも呼ばれています。花びらは5枚ですが、1枚の花びらが根元から深く2つに裂けているため、10枚あるように見えます。
2024.03.19
ホトケノザ
ホトケノザが咲いています。全国でよく見られるシソ科の越年草です。和名は、葉の形が、仏像の台座としてよく見られる蓮華座に似ていることが由来です。春の七草の一つに「ほとけのざ」がありますが、これは本種ではなくキク科のコオニタビラコを指しています。
2024.03.15
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリが咲いています。ヨーロッパ原産の帰化植物で、学名はVeronica persicaといいます。Veronica (ヴェロニカ)は、十字架を背負って歩くキリストに顔を拭う布をささげたとされるカトリックの聖人ヴェロニカにちなんでいます。
2024.03.12
ヒメリュウキンカ
ヒメリュウキンカが咲いています。ヨーロッパ原産で、栽培品が野生化したものが各地で見られます。花弁には強い光沢があります。全体が大型なものや八重咲のもの、花の色が異なるものなど、いくつかの品種があります。
2024.03.08
タマキクラゲ
タマキクラゲが発生していました。中華料理でよく使われるキクラゲと同じキクラゲ類に属するゼラチン質のきのこです。不二聖心では春にクヌギの枯れ枝上でよく見られます。
2024.03.05
スギ
スギが雄花をつけています。林業で重要な樹種として広く植林されていますが、花粉症の原因としてもよく知られています。近年では花粉の少ない少花粉スギや・花粉をつくらない無花粉スギの開発が進んでいます。林野庁のホームページによると、現在ではスギの苗木生産量のうち、約5割を花粉の少ないスギが占めていますが、2033年度までに約9割とすることを目指しているそうです。
2024.03.01
フキ
フキノトウが出てきました。春に、葉よりも先に伸びだしたフキの花茎をフキノトウと呼び、食用にもなります。
2024.02.27
シイタケ
2年前に高校1年生が植菌したホダ木からシイタケが発生していました。数日続いた雨で一気に成長したようです。このような原木栽培では春と秋の年2回収穫することができます。
2024.02.23
アセビ
アセビが咲いています。山地に自生するほか、公園などにも良く植えられる身近な木ですが、漢字では馬酔木と書き、食べた馬が中毒で酔ったようになる有毒植物であることを示しています。写真の個体は花が赤味を帯びている園芸品種で、ベニバナアセビと呼ばれています。
2024.02.20
カワヅザクラ
カワヅザクラが咲いています。2月ごろから咲き始める早咲きの品種です。1955年ごろ、名前の由来となった静岡県河津町で偶然発見された品種です。また、比較的花が咲いている期間が長く、約1か月ほど花を楽しむことができるのも特徴です。
"Kawazu-Zakura (カワヅザクラ)" trees are in bloom. They are early-blooming cherry blossoms that start to bloom in February. Around 1955, the origin of this variety was found by chance in Kawazu, Shizuoka, which became a part of its name. They bloom relatively for a long time, so we can enjoy the flowers for almost a month.