フィールド日記
2024.06.14
ノアザミ
ノアザミが咲いています。草原に生えるアザミの仲間で、春から咲き始めます。白い毛が密に生え、頭花は上向きに咲きます。キャンパス内ではススキ野原でよく見られます。

2024.06.11
ヤブムラサキ
ヤブムラサキが咲いています。庭木としてよく植栽されるムラサキシキブのなかまです。全体に星状毛が多いのが特徴です。秋に美しい紫色の果実をつけます。

2024.06.07
ヒメシャラ
ヒメシャラが咲いています。山地に見られる落葉高木ですが、なめらかな赤褐色の樹皮も美しく、庭木としてよく植えられています。キャンパス内にも複数のヒメシャラが植栽されていますが、駐車場近くの木が一番大きく、多くの花をつけています。
2024.06.04
セッカニワゼキショウ
セッカニワゼキショウが咲いています。ニワゼキショウは北アメリカ原産の帰化植物で、よく芝生の中に混ざって咲いています。写真のように純白色の花を咲かせるものを特にセッカニワゼキショウと呼ぶことがあります。和名のセッカは雪花を意味し、雪の結晶のように見える純白色の花に由来します。
"Sekka-Niwazekishou (セッカニワゼキショウ)" plants are in bloom. "Niwazekishou (ニワゼキショウ)" plants originally came from North America and often grow in lawns. The ones that bloom white flowers seen in the photo are especially called "Sekka-Niwazekishou." "Sekka (セッカ)" means "snow flower" and comes from the fact that the flower looks like a snowflake.
2024.05.31
ムラサキカタバミ
ムラサキカタバミが咲いています。南アメリカ原産の帰化植物で、観賞用に育てられていたものが野生化したと言われています。カタバミの仲間は花がきれいで、育てやすく、属名のオキザリスという名前で様々な品種が園芸店で売られています。しかし、その強い繁殖力のために雑草化しているものもあるようです。

2024.05.28
ガマズミ
ガマズミが咲いています。丘陵から山地によく見られる落葉低木です。白い花を密につけ、多くの昆虫が集まっています。秋に熟す赤い実は食用になります。
"Gamazumi (ガマズミ)" trees are in bloom. They are deciduous low trees that often grow in hills and mountains. They densely bloom many small white flowers and attract many insects. Their red fruits that ripen in fall are edible.
2024.05.24
イボタノキ
イボタノキが咲いています。林縁などに普通に見られる低木です。本種に寄生するイボタロウカイガラムシが分泌するロウが薬用となり、イボ取りなどに使われました。和名は「イボ取りの木」が変化したものと言われています。

2024.05.21
キュウリグサ
キュウリグサが咲いています。道端などによく見られる越年草です。花序の先のほうは巻いており、2mmほどの小さな花を咲かせながら伸びていきます。和名は、植物体をもむとキュウリのにおいがすることに由来します。

2024.05.17
ムラサキサギゴケ
ムラサキサギゴケが咲いています。水田のあぜ道などによくみられる多年草です。花は近縁種のトキワハゼに似ていますが、本種は長い走出枝をだして広がっていくことで区別することができます。めしべの先端は2つに分かれていますが、花粉がつくなどの刺激を受けると閉じることが知られています。

2024.05.14
ヨウラクラン
ヨウラクランが咲いています。着生ランの一種で、木の幹にくっついて生育しています。木から直接栄養を奪っているわけではなく、生育の場として木の幹を利用しています。花は1~2mmほどで、ラン科の中で世界最小級です。
