フィールド日記
2017年06月
2017.06.29
オオカナダモとクロイトトンボ
築山の池のオオカナダモがたくさんの花を咲かせています。
2017.06.26
モリアオガエルとヤマアカガエル
全国各地で絶滅危惧種に指定されているモリアオガエルが築山のシダレザクラの高所に産卵しました。下の画像の赤丸の位置です。この位置から卵が池に落下することを認識できていることに驚きます。
2017.06.25
オオセンチコガネとセンチコガネ
お茶畑の中にある鹿の獣道でオオセンチコガネとセンチコガネを見つけました。それぞれが構造色の美しい輝きを放っていました。センチコガネはファーブル昆虫記にも出てくる糞虫の仲間ですから、2個体は鹿の糞を餌としていると考えられます。
2017.06.23
ホタルブクロとゲンジボタル
ホタルブクロの咲く季節となりました。
この花の中にホタルを入れて遊ぶ習慣からこの花の名前は生まれました。ですからこの花の時期はホタルの飛ぶ時期と重なることになります。2015年6月24日には不二聖心の構内で初めてゲンジボタルの生息が確認されました。
2017.06.22
カノコガ
6月16日の野鳥の調査の時に滝道雄先生がお撮りになった写真の中にカノコガの写真がありました。
今日は図書館から中学校舎に向かう途中でカノコガが飛んでいるのを確認しました。
鹿の子模様の翅を持つカノコガは6月の不二聖心で必ず見ることができる蛾です。
今日のことば
What is the good lifef? The good life is to be a good neighbor , to consider your neighbor as yourself.
K.VISHWANATHAN
2017.06.18
トラフシジミ
温情舎の跡地の近くでトラフシジミが確認されました。不二聖心では初めての確認となります。トラフシジミの幼虫の食草はフジ、クズ、ネムノキ、ウツギ等々、かなり広範囲に及ぶことが知られていますので、今まで確認されなかったことが不思議なくらいです。トラフシジミは長崎県で絶滅危惧Ⅱ類、千葉県と鹿児島県で準絶滅危惧種に指定されています。広食性でありながら個体数を減らしている地域があるということは食性以外にトラフシジミを生きにくくさせている要因があるのかもしれません。
今日のことば
キリスト教徒らしく生きるということは、人よりもたくさん祈りの時間をもつことにあるのでもなく、行いを澄まして徳たかい人になることにあるのでもなく、人生のあらゆる瞬間を観想に生きるーー愛のまなざし、すなわち神のまなざしをもって生きるということなのです。
須賀敦子
2017.06.17
6月の野鳥の調査 ニホンジカ
日本野鳥の会の滝道雄先生が6月16日に不二聖心の野鳥の調査をしてくださいました。
以下がその報告です。
6月度の調査結果をご報告いたします。
滝先生からはニホンジカの写真も送られてきました。
2017.06.14
ヤブヤンマの羽化
「共生の森」の近くの池でヤブヤンマの羽化を早朝に確認しました。
2017.06.14
モリアオガエルの卵 薩摩紅梅の実
6月13日の朝、築山の池の縁のシダレザクラに新しいモリアオガエルの卵が績みつけられているのを見つけました。12日の夕方には卵はありませんでしので、12日の夜から13日にかけての時間に産みつけられたと考えられます。
2017.06.11
モリアオガエルの卵とカルガモ
築山の池の縁のシダレザクラの葉裏に産みつけられたモリアオガエルが卵塊を見つけました。かなり乾燥していましたので、産卵してから数日の時間が経過しているものと思われます。
卵の観察をしている最中にカルガモが池に舞い下りました。いつも番(つがい)で行動しているカルガモですが、飛来したのは一羽だけでした。
今日のことば
六月を奇麗な風の吹くことよ 正岡子規
- 1 / 2
- 次のページ »