フィールド日記
2025.01.24
クリハラン
ヒノキ林の林縁でクリハランが見られます。樹林内の湿った岩上や林床に生えるシダ植物です。葉は切れ込みがなく、シダらしくありません。和名は葉の形がクリの葉の形に似ていることに由来します。
2025.01.21
イワガネゼンマイ
ヒノキ林の林縁でイワガネゼンマイが見られます。大型のシダ植物です。前回紹介したイワガネソウと近縁で、見た目もよく似ています。羽片の先が急にとがることや、羽片の脈が編目状にならないことが特徴です。
"Iwagane Zenmai (イワガネゼンマイ)" fern plants are found on the edge of the Japanese cypress woodland. They are a large fern plant. They are a relative species to the "Iwaganesou," which I posted in my last diary and they look alike. "Iwagane Zenmai" fern plants are characterized by the abrupt pointiness of the tips of the feather fragments and also by the fact that the veins of the feather fragments do not form a braided pattern.
2025.01.17
イワガネソウ
ヒノキ林の林床でイワガネソウが見られます。大型のシダ植物で、光沢のある深緑の葉が特徴です。胞子のう群は葉脈に沿ってつきます。和名は岩が根草で、岩の根元などに生えることに由来するようです。
2025.01.14
アマクサシダ
竹林でアマクサシダが見られます。羽片の下側は幅が広いのに対し、羽片の上側は幅が狭く、鳥が羽を広げたような形に見えるのが特徴です。胞子のう群は小羽片の縁につきます。和名は熊本県の天草に由来しますが、関東地方以西の太平洋側に広く分布しています。
2025.01.10
リョウメンシダ
2025.01.07
シンテッポウユリ
シンテッポウユリが咲いています。タカサゴユリとテッポウユリの雑種由来の園芸品種です。野生化したものが道端などいたるところで咲いています。本来の花期は夏ですが、まれに冬になっても咲いている個体が見られます。
2025.01.03
ナチシダ
ナチシダが見られます。常緑の大型のシダ植物で、葉は五角形に広がります。暖地性のシダで、静岡県河津町の自生地は1953年に自生北限地として国の天然記念物に指定されています。現在ではより北の自生地も知られており、キャンパス内でも徐々に個体数が増えているように思います。
2024.12.31
ホラシノブ
ホラシノブが紅葉しています。明るい崖地に見られる常緑のシダ植物です。葉を密につけ、冬には葉が紅葉することが知られています。胞子のう群は葉の先端につきます。
2024.12.27
コナスビ
コナスビが咲いています。サクラソウ科の多年草で、道端などで普通に見られます。冬も葉をつけたまま越冬しますが、条件によっては葉が紅葉するようです。花期は初夏とされていますが、冬でも咲いていることがあります。
2024.12.24
オモト
オモトが果実をつけています。キジカクシ科の常緑多年草です。古くから栽培され、多くの園芸品種があります。花は初夏に咲き、冬に赤い実をつけます。
- 1 / 201
- »