フィールド日記
2016.12.01
カヤランの花芽
4月~5月頃が開花期とされるカヤランの花芽が既にこの時期に確認されました。
今日のことば
2016.11.27
不二聖心の野鳥の調査
11月26日に「日本野鳥の会」東富士副代表の滝道雄先生が不二聖心に生息する野鳥の調査をしてくださいました。その調査記録が届きましたので以下に掲載します。

ルリビタキ(ウィキペディアより)
2016.11.26
ハシブトガラスとハシボソガラス
本館の塔の上にカラスがとまっていました。このカラスはハシブトガラスとハシボソガラスの、いずれかの可能性があります。カメラが、カラスが飛ぶ瞬間をとらえましたので、形状をある程度確認することが可能ですが、種の識別は困難です。このような時に識別の手掛かりになるのは鳴き声です。ハシブトガラスは「カー、カー」と鳴き、ハシボソガラスは「ガ―、ガ―」と鳴きます。このカラスたちは「カー、カー」と濁らない声で鳴いていましたので、ハシブトガラスということになります。不二聖心に生息するカラスはほとんどがハシブトガラスです。その理由を考えることは、不二聖心の自然環境の特徴を考えることにつながります。
今日のことば
あなたがこの世の偉大なものとともに、ささやかなものにも歓びを見出すことをわたしは願っています。一輪の花、ひとふしの歌、あなたの手のひらにとまる蝶にも。 エレン・ラヴァイン
2016.11.25
雪の富士山 鹿の足跡
昨日は富士山麓の広い地域で初雪が降りました。不二聖心から見える富士山も山肌がすっかり白くなっていました。写真はグラウンドから見た富士山です。
グラウンドでは、たくさんの鹿の足跡も見ることができました。
今日のことば
夜には降り昼には晴れつつ富士が嶺の高嶺の深雪かがやけるかも 若山牧水
2016.11.23
マンリョウ
職員室の近くのツツジの植え込みの中に生えているマンリョウの実が赤く色づいています。植え込みの中に人がマンリョウを植えることは考えにくく、これは鳥が運んだものと思われます。不二聖心の植生を丁寧に見ていくと、鳥の糞の中の種から芽生えたと思われる植物をたくさん見つけることができます。
今日のことば
天地(あめつち)のいみじきながめに逢う時しわが持ついのちかなしかりけり 若山牧水
2016.11.17
紅葉のいろいろ
紅葉の美しい季節です。不二聖心には数多くの種類の樹木があり、いろいろな色の紅葉を楽しむことができます。こちらは中学校舎中庭のイロハモミジです。
2016.11.13
ツツジの狂い咲き
築山やプールの周辺でツツジの狂い咲きが多数見られています。同一品種が離れた場所で狂い咲きしている現象も見られますが、決して限られた品種だけが狂い咲きしているわけではありません。この現象が10月までの気温の高さと関係している可能性もあります。となると温暖化との関わりの可能性についても考慮する必要があるということになります。
2016.10.31
10月の野鳥の調査 アキチョウジ
日本野鳥の会の滝道雄先生が今日、不二聖心の野鳥の調査をしてくださいました。
今日のことば
この美味は環境論者を困らせむ外来生物ホンビノスガイ 上田国博
2016.10.23
「共生の森」のシイタケ豊作
「共生の森」のシイタケが、これまで見たことがないほど、たくさん発生していました。10月12日に確認した時には皆無でしたから、わずか10日で写真の状況が作られたことになります。裾野市で作られた新種のシイタケ菌の成長する力に驚いてしまいました。
今日のことば
田の畔を宮沢賢治行くように首かたむけて青鷺は行く 藤本都
2016.10.16
たわわなグミの実とハラビロカマキリ
共生の森に今まで見たことがないような、たわわに実をつけたグミの木を見つけました。長年樹木を見続けてきた森の専門家の方もこのような例は見たことがないそうです。
実の近くにハラビロカマキリが来ていました。実に集まる生き物をねらっているようです。共生の森は生物多様性の森として着実に育ちつつあります。
今日のことば
文学はもの言はぬ神の意志に言葉を与えることだ。 芹沢光治良











