フィールド日記
2025年02月
2025.02.28
マメヅタ
桜の樹皮上でマメヅタが見られます。シダらしくない丸い葉が特徴の常緑のシダ植物です。胞子をつける葉(胞子葉)は普通の葉(栄養葉)と異なり、細長い形をしています。胞子のう群は反り返った胞子葉の裏面全体に広がっています。

2025.02.25
スイセン
スイセンが咲いています。海岸近くに自生しているヒガンバナ科の多年草です。古い時代に中国を経由して日本に渡来したといわれています。さまざまな園芸品種があり、写真の個体は八重咲きの品種です。
2025.02.21
バイカオウレン

A "Baika-Ouren (バイカオウレン)" plant is in bloom on the balcony in front of the 10th-grade classrooms. They originally grow on the floors of coniferous forests. They are known as the plants loved by Dr. Makino Tomitaro, who is regarded as the father of plant taxonomy in Japan. The one in the photo was bought when a science teacher visited the Kochi Prefectural Makino Botanical Garden and was planted here.
2025.02.18
オニシバリ
オニシバリが咲いています。樹林内に見られる落葉低木ですが、多くの落葉樹とは反対に冬に葉をつけて、夏に落葉します。ふつうオニシバリの花は、がくの先端が4枚に分かれて花弁状になりますが(写真2枚目)、1枚目の写真のように6枚に分かれた花を見つけました。同じ木の他の花はふつうの花だったので、たまたまこの花だけが変異したようです。


2025.02.14
オオバノイノモトソウ
ヒノキ林にオオバノイノモトソウが見られます。日の当たる石垣から樹林内まで広く分布するシダ植物です。胞子のう群は羽片の縁につきます。和名は近縁種のイノモトソウに比べて大型なことに由来します。


2025.02.11
コシダ
ヒノキ林でコシダが見られます。日当たりのよい崖地や林床などに生えるシダ植物です。葉は数回二叉に分枝しながら成長していきます。和名は小シダの意味で、同じ科のウラジロに比べて小さいことに由来するようです。

2025.02.07
イノデ
ヒノキ林でイノデが見られます。全長1m以上にもなる大型のシダ植物です。イノデは近縁種が多く、また雑種もつくりやすいため、同定が難しい仲間です。葉柄にある鱗片や胞子のう群のつく位置などが見分けるポイントになります。


2025.02.04
サザンカ

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