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フィールド日記

2018.04.06

ジロボウエンゴサクとタチツボスミレ

 ジロボウエンゴサクとタチツボスミレが並んで咲いていました。写真の中央の淡紅紫色の花がジロボウエンゴサクで、そのまわりがタチツボスミレです。

 ジロボウエンゴサクとタチツボスミレは花の後方に「距(きょ)」と呼ばれる筒状の部分をもっているという共通点があります。江戸時代、子供たちがスミレとエンゴサクの距をひっかけて草相撲のような遊びをしたときに、スミレを「太郎坊」と呼び、エンゴサクを「次郎坊」と呼んでいたことが、ジロボウエンゴサクの由来と言われています。