フィールド日記
2018.02.19
2月の野鳥の調査 オニシバリ
日本野鳥の会東富士副代表の滝道雄先生が2月の不二聖心の野鳥の生息状況を調査してくださいました。オニシバリが既に咲いていたそうです。春が近いことを感じます。次の画像は滝先生がお撮りになったオニシバリの画像です。オニシバリは全国10の都道府県で希少種に指定されています。
調査結果は以下の通りです。
1.キジバト 5羽
2.カワラヒワ 1羽
3.ハシブトガラス 22羽
4.トビ 2羽
5.ヒヨドリ 22羽
6.シジュウカラ 10羽
7.メジロ 6羽
8.ヤマガラ 6羽
9.シメ 1羽
10.エナガ 9羽
11.シロハラ 2羽
12.コゲラ 2羽
13.ホオジロ 5羽
14.ルリビタキ 4羽
15.アオジ 7羽
16.ツグミ 8羽
17.ハシボソガラス 7羽
18.カケス 1羽
19.ウグイス 3羽
20.ジョウビタキ 2羽
21.アカハラ 1羽
22.アオゲラ 2羽
23.ウソ 2羽
24.カルガモ 2羽
25.スズメ 3羽
26.イカル 1羽
27.セグロセキレイ 1羽
28.ソウシチョウ 5羽
特記事項
1.アオゲラが校舎と共生の森で確認できた。今年も繁殖が確認できるか楽しみだ。
2.愛鷹山に積雪が見られるようになってからルリビタキが多く見られるようになった。
3.ソメイヨシノの木の根元からシメが飛び出した。地面に落ちた桜の種を食べていたのであろう。
4.校舎近くのイロハモミジにオスとメスのウソが見られた。
暗い林に挟まれた明るい落葉樹の林を歩いていると、突然甘い良い香りがしてきたので足を止めた。ジンチョウゲ科のオニシバリが開花し良い香りを放っていた。
今年は寒さや積雪の話題が多いが、自然界は春の訪れを知らせてくれる。
今日のことば
なほも雪募りて昏るる山の町 上甲澄子
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なほも雪募りて昏るる山の町 上甲澄子