フィールド日記
2015年12月
2015.12.28
野鳥の調査 ジョウビタキ イイギリ
日本野鳥の会の滝道雄さんと不二聖心の野鳥の調査をしました。
2015.12.25
聖心橋から見えるイイギリ
東名高速沿いに生えているイイギリの写真を聖心橋の上から撮りました。
東名高速沿いでは他にも同じようなイイギリの実を見ることができます。鳥が好むことと発芽率が低くないことなどの条件がそろっているためと思われます。
今日のことば
どの道を行くかは、あなたがどこに行きたいかによります。 ルイス・キャロル
2015.12.14
ヤブムラサキの実とスイセンの花
ヤブムラサキの実が鮮やかな紫からくすんだ色に変わりつつあります。
2015.12.10
あかつきの金星
探査機「あかつき」が金星を回る軌道に入りました。前回の軌道投入失敗から5年をかけての再挑戦でした。
今朝は6時18分に図書館の上に見えた金星の写真を撮りました。明るさが増すとともに、アルギエバ、レグルス、アルクトゥールス、木星と次々に姿を消していく中で、金星だけは最後まで光り続けていました。この金星の周りを「あかつき」が回っています。
今日のことば
ひとつふたつ星の光や秋の暮 稚志
2015.12.04
紅葉と黄葉
紅葉の風景が美しい一日でした。
高校1年生の廊下から見えるイロハモミジは既に葉を落としたシダレザクラの枝と良いコントラストをつくっていました。『枕草子』にも「桜の葉、椋の葉こそ、いとはやく落つれ」という一節があります。
校舎の裏のクヌギの葉は黄色く色づいていました。こちらは黄葉です。万葉人はクヌギのようなブナ科の落葉樹を総称して「ははそ」と呼びました。「ははそはの」は「母」に係る枕詞です。ブナ科の落葉樹は、枕詞に使われるほど、万葉人にとって身近な存在であり、そこに紅葉にはない黄葉の美しさを見出していました。
今日のことば
秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模樣 高野辰之
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