フィールド日記
2014.06.10
六月とサツキ コマルハナバチ
今日は陰暦の五月十三日です。旧暦の五月(さつき)は、ちょうど今の季節に当たります。ツツジ科のサツキという和名は陰暦の五月に咲くところから付けられた名前です。不二聖心の庭もさまざまなサツキの仲間であふれています。
最もよく見られるのが、大盃(おおさかずき)と呼ばれる種類です。
サツキの仲間は基本的に雄蕊は5本です。サツキ(五月)は5本。覚えやすいです。
早朝からコマルハナバチの働き蜂が訪花していました。サツキの受粉はマルハナバチのように花にもぐることが得意な蜂でなければできません。自然界では、それぞれの生き物がそれぞれの役割を担っています。
今日のことば
五月雨をあつめてはやし最上川 松尾芭蕉