フィールド日記
2012.11.10
「小さな親切」運動 ミイラの持ち物、ツリガネタケ
2012.11.10 Saturday
秋晴れの素晴らしいお天気に恵まれました。
今日は静岡銀行裾野支店主催の「小さな親切」運動が不二聖心女子学院の「共生の森」で行われ、静岡銀行裾野支店の方々と渡辺工業の方々とNPO法人「土に還る木・森づくりの会」の方々に「共生の森」の植栽や看板の設置をしていただきました。看板は、不二聖心の高校1年生の生徒のデザインをもとに「土に還る木・森づくりの会」の方々が制作してくださいました。
記念撮影のあとで自然観察会を行いました。写真のキノコはその時に紹介したツリガネタケで、アルプスの氷河で発見された5300年前のミイラの持ち物の中に入っていたキノコとして知られています。5300年前から人類はキノコのお世話になっていました。
今日のことば
「森」のなかで、しずかに自己の内なる声に耳を傾ける。そうして自己とのつながりを取り戻すとき、
単に癒されているだけでなく、その根底で自己を越えたいのちに触れている。そして、単なる個体の
生命を超えたいのちのつながりに結びついていく。
吉田敦彦