フィールド日記
2011.12.14
シマハナアブ
2011.12.14 Wednesday
今日は貴重なものをいくつか目にすることができました。
一つは、飛行蜘蛛です。クモの子どもが自分で糸を出し、その糸に風を受けて飛んでいく飛行蜘蛛を生まれて
初めて目にすることができました。次はコゲラの つがいです。キツツキの仲間も不二聖心には何種か生息しています。ツマグロヒョウモンが飛んでいたのにも驚きました。
もともと静岡にはいなかったツマグロヒョウモンは温暖化の進行とともに生息域を北に広げたと言われています。
温暖化指標のチョウが12月の半ばに姿を見せていることに驚きました。
ヤツデの花の周辺は今日もたいへん賑やかでした。写真のアブはシマハナアブのオスとメスです。
模様が全く違いますが、同じ種です。
今日のことば
ハードルは高い方が意欲はそそられますね。それをなんとか飛び越えて家に帰った時の方が達成感はあるし、
心地いい疲労感が流れるから。だから意識して自分でハードルを上げたりもしますよ。
宮沢りえ