フィールド日記
2011.07.20
コフキゾウムシ・ホシハラビロヘリカメムシ・オオシロガネグモ
平成23年7月20日 水曜日
台風6号の影響で今日は休校となりました。
今日も月曜日に撮影した写真を用いて最近の不二の自然を紹介します。
不二聖心では、秋の七草の一つであるクズが東名高速沿いに繁茂しています。
千年以上前から日本人の生活に深く関わってきたクズは多くの生き物の命を育んできました。
下の写真はクズの葉を食べるコフキゾウムシです。
次の写真では、クズの葉の上でカマキリの幼虫が何かを食べています。
これほど食べられてもまだ生きていました。クズの汁を吸って生きるホシハラビロヘリカメムシです。
クズの葉に依存して生きる生き物をねらっているのはカマキリだけではありません。
次の写真はクズの葉の上で獲物を待つオオシロガネグモです。この背中の模様を覚えておいて、
見つけたら背中を少し刺激してみましょう。驚くべきことがおこります。