フィールド日記
2011.07.15
合歓の花・ツマグロヒョウモン
平成23年7月14日 木曜日
今朝は7時にはもうホトトギスが元気よく鳴いていました。百人一首に「ほととぎす鳴きつる方をながむれば
ただありあけの月ぞ残れる」という歌がありますが、なるほど早起きの鳥だと実感します。
ちなみに午後のクラブ活動の時間までホトトギスの声は聞こえていました。
牧草地の合歓の花は、少し標高が高いせいか、なかなか咲きませんでしたが、ようやく花を咲かせました。
虚子の句を思い出します。
休らへば合歓の花散る木陰かな 高浜虚子
久しぶりに牧草地でツマグロヒョウモンのオスを見かけました。
温暖化の指標としてよく話題になるチョウで、かつては西の地方にのみ生息していたと言われていますが、
今では不二聖心でもごく普通に見られるチョウとなっています。