校長室から
2022年03月
2022.03.24
世界水フォーラム
3月21日(月)から26日(土)まで、「第9回世界水フォーラム」がセネガルの首都ダカールで開催されています。テーマは、「平和と発展のための水の安全保障」です。フランシスコ教皇も「水をめぐる協力が平和への一歩となる」というメーッセージを送られました。
今夏、本学院が担当校となって開催される聖心姉妹校ワークショップSOFISでも、テーマの一つに「水」を取り上げる予定です。春休み中の生徒の皆さん、水フォーラムにも関心をもって過ごしてまいりましょう。
2022.03.16
UBI CARITAS IBI DEUS
緒方貞子さんに関する新刊が出版されました。
2019年10月22日に帰天され、田園調布教会でご葬儀が執り行われた時に配られた会葬御礼のカードに記されていた言葉、
UBI CARITAS IBI DEUS(愛あるところに神おわします)
これは聖心女子大学のモットーで、校歌の歌詞にもなっています。
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/about/song-badge/
若き日の緒方さんが、いかに聖心女子大学初代学長マザーエリザベス・ブリットの影響を受けたかが、この本のあちらこちらに描かれています。
生徒たちにも、ぜひ読んでほしいと思います。
中村恵著『難民に希望の光を 真の国際人 緒方貞子の生き方』(2022年2月16日 平凡社)
2022.03.09
エコカレンダー
高校1年生は、宗教の授業の中でJPIC(Justice, Peace and Integrity of Creation )について学んでいます。フランシスコ教皇の統合的エコロジーをテーマにした回勅『ラウダート・シ』の精神を学んだ後、学年で「四旬節エコカレンダー」を作成し、『カトリック新聞』の取材を受けました。このカレンダーによると、今日(3月9日)は、「環境とテクノロジーがどのように共存できるか考えよう」がテーマとなっています。
https://www.fujiseishin-jh.ed.jp/files/PDFpublic/2021/files2022030211591377.pdf
「ラウダート・シ」(「あなたは讃えられますように」の意)とは、アシジのフランシスコが「太陽の賛歌」の中で用いた古いイタリア語です。賛歌の中に、次のような一節があります。このカレンダー作成にかかわった高1の方々の働きに感謝しつつ味わっています。
2022.03.01
平和を祈って
カトリック教会は、「灰の水曜日」(今年は3月2日)から四旬節に入ります。四旬節(レント)は、復活祭(イースター)への準備期間で、回心の時、本当に大切なものに立ち返る時で、「神のもとに帰る旅路」(2021年 灰の水曜日での教皇の言葉より)ともいわれます。
今年の灰の水曜日に向け、教皇フランシスコは、ウクライナを取り巻く状況に対して特別に祈るよう全世界に呼びかけられました。修道院や学院でも、心からの祈りが捧げ続けられます。
https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2022-02/udienza-generale-appello-digiuno-per-la-pace-20220223.html
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