校長室から
2021.02.01
The Daffodils
キャンパスに水仙が咲き始めました。“I wander'd lonely as a cloud”で始まる英国のロマン派の詩人ウィリアム・ワーズワースの「水仙」(The Daffodils)は、中学校のスピーチ・コンテストの定番で、学年全員での暗唱がなされます。自然を題材にした多くの詩を残しているワーズワースの詩は、自然豊かなキャンパスで学ぶ生徒たちによく似合うように思います。
今年は、コロナにより学年の暗唱は見送られましたが、生徒たちは、“I gazed - and gazed - but little thought What wealth the show to me had brought.”と表現されているような「後になって、自分を支えるものとなっていたと気づく経験」を重ねていくことでしょう。
For oft, when on my couch I lie
In vacant or in pensive mood,
They flash upon that inward eye
Which is the bliss of solitude;
And then my heart with pleasure fills,
And dances with the daffodils.
William Wordsworth “The Daffodils”より