校長室から

2014.01.07

新年を迎えて(2014年1月7日)

新年おめでとうございます。

 1月6日、生徒たちを迎える前日、神父様をお迎えし、教職員が集ってごミサを捧げました。祈りの中心は、「神様から託されている大切な生徒たち」です。ミサの先唱、朗読、奉納、共同祈願、伴奏のみならず、侍者やアンサンブルまで、普段生徒たちがしていることをすべて先生方で心をこめて担当しました。リハーサルも含めての真剣そのものです。ピュアな雰囲気に、今年も感動しました。
                     


さて、今年、不二聖心は、ローカル、グローバル両方のレベルで記念すべき年です。

1)不二農園の100周年記念
1875(明治8)年からこの地に農場はありましたが、1914(大正3)年に岩下家の所有になってから「不二農園」と命名されました。その後、1920(大正9)年に創立された温情舎小学校と共に、不二農園は地域に貢献することを大切にしてきました。

 1945(昭和20)年、不二農園・温情舎が、マザー岩下亀代子を通して聖心会に寄贈されたことが不二聖心誕生のきっかけとなりました。私たちも地域と共に歩む学校でありたいと思っています。今年の様々なお祝いを通して、さらに開かれた学校づくりを推進して参ります。

2)聖心会 第6代総長 マザー ジャネット・スチユアートの没後100年祭
「天性の教育者」と謳われ、「聖心の教育」に関する多くの優れた著作を残されたマザーを記念して、世界に広がる聖心のスクール・ネットワークの中でお祝いが行われます。不二聖心の教育をさらに深める機会になることと思います。

 変化の時期というのは、細心の注意力を要するものです。
遠くの地平を見つめながら、同時にどんな些細なことにも耳を傾けることを怠らず、読むこと、振り返ること、そして探求をやめてはなりません。
私たちの使命を助けてくれる知識を得るために、心は柔軟でなければなりません。・・・
動かない止まった状態でいることは、腐敗を意味するのです。美しい過去に安住しないようにしましょう。                                                    Mother Stuarttuki

  皆様の上に、神様の祝福が豊かにありますように。