フィールド日記
2016年08月
2016.08.26
アベリアとトラマルハナバチ
昨日、今日と快晴の暑い日が続きました。
マリアガーデンの植え込みのアベリアはたくさんの花を咲かせ、そこにトラマルハナバチが訪花していました。トラマルハナバチは性質の大人しいハチで進んで人を刺すようなことはありません。たいへん仕事熱心なハチです。
2016.08.24
ヤブガラシとマメコガネ
時々大雨が降る不安定な天気の一日でしたが、夕方には美しい青空が箱根の外輪山の上に広がりました。
時間は17時を過ぎていましたが、ヤブガラシの花の上ではマメコガネが活発に活動していました。他の植物を覆い尽くすほど繁茂してしまうヤブガラシは少々やっかいな存在ですが、栄養価の高い花の蜜は多くの生命を養っています。
今日のことば
自分は神の手の中の小さな鉛筆に過ぎなかった。書くのは神様ご自身だった。 マザー・テレサ
2016.08.15
タマアジサイ
2016.08.14
8月の野鳥の調査 ムクドリの卵
「日本野鳥の会」東富士・副代表の滝道雄先生と8月の不二聖心の野鳥の調査をしました。確認された鳥の種類数は14種類で決して多くはありませんでしたが、総個体数は7月の調査を上回りました。これは漂鳥が山から戻ってき始めていることを表しています。鳥たちは既に夏の終わりを察知しています。繁殖期が終わったウグイスの地鳴きが聞かれましたが、標高326メートル地点ではメジロの囀りを確認しました。囀りが聞かれるということは、まだ繁殖行動をしている可能性があるということです。驚いたのは東名カントリーとの境のところにムクドリの卵(水色の美しい卵でした)が落ちていたことです。周囲にムクドリの巣作りに適した環境はなく、なぜ卵が落ちていたかは謎です。
2016.08.11
ヒヨドリバナ コシアキトンボ
ヒヨドリバナの写真を撮りました。2つの花を撮りましたが、色合いに若干の違いがあります。ヒヨドリバナにはアサギマダラやヒョウモンチョウの仲間がよくやってきます。これは子孫を残すために必要な栄養分がヒヨドリバナの蜜の成分に含まれているからだと考えられています。
8月9日に撮ったコシアキトンボの写真を日本野鳥の会の滝道雄先生が送ってくださいました。
今日のことば
自然は過ちを犯さない、生き残る最適者は自然と最高に共存できて僅かなものにも満足できるものです。宇宙の法則とはこのようなものです。
小泉八雲
2016.08.09
第2回夏休み子供自然体験教室 コシアキトンボ
今日は第2回夏休み子供自然体験教室が行われました。
参加者の方の感想を紹介します。
2016.08.08
クサギとダイミョウセセリ
台風の影響で風の強い、猛暑の一日となりました。
台風が演出した、空の青と雲の白の競演です。
クサギの花がようやく咲き、ダイミョウセセリが早速、訪花していました。ダイミョウセセリは大名の服に羽の様子が似ているからということでつけられた名前です。幕末に来日したロシアの外交官、ゴシケヴィッチがつけました。少々暑苦しい名前です。
今日のことば
今日までに私がついた嘘なんてどうでもいいよというような海 俵万智
2016.08.07
ユウゲショウ
牧草地にユウゲショウが咲いていました。ユウゲショウは、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。よく見るとオオマツヨイグサにもよく似ています。アメリカ大陸からの帰化植物で、日本全国で野生化しています。
今日のことば
2016.08.06
ルリタテハ
今日は「第1回夏休み子供自然体験教室」が行われました。
参加した小学生が講堂にルリタテハがいることを教えてくれました。ルリタテハは、ここ数年、不二聖心では確認できなかったチョウです。サルトリイバラなどの特定の植物を幼虫の食草とするルリタテハの訪問は、生き物のつながりを学ぶことを主要なテーマの一つとする体験教室にふさわしい出来事でした。
今日のことば
2016.08.05
アオドウガネ
いよいよ明日は「夏休み子供自然体験教室」です。準備の時に生徒スタッフの一人がアオドウガネを見つけてくれました。
今日のことば
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