フィールド日記
2014.08.06
「共生の森」の近くでも見つかったモリアオガエルの卵
昨日の「夏休み子供自然体験教室」で、うれしかったことの一つは参加者の皆さんとともにモリアオガエルの卵の観察ができたことです。木の枝に産卵するモリアオガエルの卵は不二聖心では5月から6月にかけて、毎年確認されています。8月の例はおそらく初めてでしょう。例外的な珍事と思いました。ところがです。今日、第2回の「夏休み子供自然体験教室」の準備のために「共生の森」を訪れたところ、モリアオガエルの鳴き声が聞こえたのです。鳴き声が聞こえるということは求愛行動が続いているということです。もしかしたら、「共生の森」の近くの池にも卵があるのではないかと思い、確認したところ、明らかに8月に産卵したと思われる卵が2つ見つかりました。
今日のことば
自然の中で自分自身の目、耳で鳥の姿を確認できた感動は実に大きい。この感動こそが自然保護涵養の最短距離であると私は思うのである。
高橋節蔵