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フィールド日記

2014.07.22

イタドリの葉上の生き物たち タンザワフキバッタ ヒカゲチョウ カツオゾウムシ

 東名高速沿いの道でイタドリが葉を勢いよく茂らせ、その葉上がさまざまな生き物たちの生活の場になっています。今日見られた生き物の中から3種を紹介しましょう。
一番目はタンザワフキバッタです。タンザワフキバッタは名前に「丹沢」とあることからわかるように分布の限られたバッタです。富士山まで行くとタンザワフキバッタではなくメスアカフキバッタに種類が変わります。

二番目はヒカゲチョウです。ヒカゲチョウは青森県で準絶滅危惧種、福岡県で絶滅危惧Ⅰ類、長崎県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。日本の固有種ですか、北と南で生息数が減る蝶です。

三番目はカツオゾウムシです。鰹節によく似たゾウムシで、イタドリがあればどこでも見られるおなじみのゾウムシです。


今日のことば

露草も露のちからの花ひらく   飯田龍太