フィールド日記
2014.07.16
「共生の森」でコハクオナジマイマイを発見
「共生の森」で、今年顕著な現象は、コハクオナジマイマイというカタツムリが急激に増えているということです。コハクオナジマイマイは、温暖化とともに生息域を北に広げていると言われる貝です。ただし、これには別の説もあり、物資の移動などとともに生息域を拡大しているという考え方もあります。いずれにしても、昨年、全く見られなかったコハクオナジマイマイが次々に発見されているという事実は、コハクオナジマイマイがなかなかの移動能力の持ち主であることを証しています。
今日のことば
青春はみづきの下をかよふ風あるいは遠い線路のかがやき 高野公彦