フィールド日記
2013.08.21
ツリガネニンジン
2013.08.20 Tuesday
牧草地の脇の斜面にツリガネニンジンが咲いています。エッセイストの手塚宗求さんは、山小屋の周囲に防風林を作るとき、そこがツリガネニンジンの咲く場所であることを考えて木を植えるのをためらったと随筆にお書きになっています。いつの世にも人の心を不思議と引きつけるツリガネニンジンの花です。
今日のことば
人は、生涯の中でやりおおせることは、そう幾つもはない。私もそうだ。その数少ない、やってきてよかったと心が安らぐような、確かな仕事のうちに、小さな林を造ったことが入るだろう。
手塚宗求