フィールド日記
2013.08.23
ナンバンギセル ツチイナゴ
2013.08.23 Friday
すすき野原で次々にナンバンギセルが開花しています。ナンバンギセルはススキに寄生する植物として知られていますが、寄主はススキだけとは限りません。画像を見るとササの根の近くからナンバンギセルが生えていることがわかります。
ツチイナゴの幼虫も少しずつ大きくなってきました。ツチイナゴは「クリスマスのバッタ」とも言われます。クリスマスの頃でもまだ見られ、成虫で越冬するからです。その頃には周りの景色に合わせて茶色の体色に変わっています。ツチイナゴという名前の「ツチ(土)」は成虫の体色の茶色に由来します。
今日のことば
知らないことは罪である。知った時から責任が生じる。
山本美香