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フィールド日記

2013.06.03

日本のアミスギタケとアメリカのアミスギタケ

 

2013.06.03
「共生の森」に隣接する池の近くでアミスギタケの写真を撮りました。アミスギタケの学名はPolyporus arcularius Batschで、Batschは18世紀にドイツで活躍したナチュラリストのAugust Batschに由来しています。ドイツでもアミスギタケを見ることができるということです。
アメリカのキノコの研究者のMichael Kuoさんはアミガサタケを採りに行く人がよくこのキノコを見かけると書いています。日本ではアミガサタケとアミスギタケの発生時期はかなり違います。同じキノコでも国によって発生時期が大きく異なるということでしょう。地域ごとの発生時期の違いも、それぞれの自然の大切な個性です。気候変動などの影響で、その個性が失われることがないように強く願っています。(「不二聖心のフィールド日記」のアミガサタケの記事を御覧になりたい方は下記のURLをクリックしてください。)
フィールド日記 2012.04.28 クビキリギス  アミガサタケ
フィールド日記 2011.05.04 アミガサタケとモリアオガエル
フィールド日記 2012.04.19 イロハモミジの新緑  アミガサタケ

 

今日のことば

高校3年生の短歌より

無理だよとたとえ何度も言われても私は戦う勝ちとるために     
寒かったり暖かかったり毎日は気まぐれなんだね私みたいに     
昔なら忌み嫌ってたブラックも今ならわかるカカオの魅力