学院ダイアリー

2017.04.06

始業式と留学生の紹介

 先日の始業式では、校長シスター大原から今年度の学校目標「実行力を養う~Bring Joy to Others~」についてお話がありました。生徒たち一人ひとりの存在や言動が周囲の方々の安心感、希望、信頼などへとつながり、様々な人に喜びをもたらしていけるように、との内容でした。皆、沈黙の中で真剣に、シスターのお話に耳を傾けました。

また今年も留学生が1名、私たちの新しい仲間として加わりました。ジョンジュラス出身で、高校1年生と一緒に2月まで勉強します。私たちの多くは、ホンジュラスという国についてあまり知る機会がありませんでしたが、留学生との関わりの中に新しい学びと関係が生まれることを期待して、皆、胸を膨らませています。

2017.04.06

中学一年生オリエンテーション

中学一年生を対象に、オリエンテーションが行われました。学習についてのお話では、この学院で、自分らしく向上心をもって学びを深めていくために必要なことを学びました。
また、中学一年生にとってエンジェルとなる高校三年生との対面式もありました。憧れの高校三年生とお話し、これからの学院生活への期待を膨らませていました。
午後には委員会・クラブのオリエンテーションがありました。どれも新入生が楽しめるようによく考えられた紹介で、発表の最中には新入生の笑顔も見られました。
 
 
 
 

2017.04.05

中高入学式

 いよいよ新年度がスタートです。今日は、中学校、高校、それぞれ入学式が行われました。中学1年生は、少し緊張もありましたが、呼名では生き生きとした大きな声が講堂全体に響き渡りました。高校1年生は、落ち着きと共に、高校生活の始まりにふさわしい引き締まった表情が見られ、その後の入学の祈りでは、チャプレンの牧山神父様より祝福をいただきました。初めてのホームルームでは担任の先生から翌日の予定などについてお話を伺いました。保護者や、シスター、先生方、そして在校生が見守る和やかな雰囲気の中、希望と喜びで満たされた1日となりました。

     

2017.04.04

新年度を迎えるにあたり

新学年度を迎えるにあたり、教職員が一堂に集いごミサの中で、生徒たちのために祈り、最終準備を行いました。チャプレンが交代し、新しく横浜から、牧山神父様が着任されました。新入生の方々を含め、生徒たちに会えるのが楽しみです。

  

2017.04.03

高1オリエンテーション

 4月1日に高1オリエンテーションがありました。午前に教育課程や各教科の授業についての説明を受けた後,午後はグループに分かれてグループワークをし,発表を行いました。

 

 

2017.03.29

ルーツの旅(六日目)

今日はとうとう最終日です。
いつもより1時間早く出発し、最後の訪問地ヴェズレーに向かいました。
ヴェズレーは、聖マグダレナ・ソフィアの名前の一部にもある、マグダラのマリアに捧げられた教会のある世界遺産の町で、中世ヨーロッパには巡礼地として賑わいました。
ロマネスク様式の教会を見て、地下聖堂で少しの間静かにお祈りしました。
お昼を食べたあとは、シャルル・ド・ゴール空港にバスで向かいました。
現在現地時間で19時40分。これから飛行機に搭乗です。
 
 
 

2017.03.28

ルーツへの旅(五日目)

いよいよジョワニーで研修です。

ソフィア・バラ・センターで、研修の指導をして下さる、シスターパトリシアにフランス語でご挨拶した後、まずは映像で聖マグダレナ・ソフィアの生涯を辿りました。

その後、2つのグループに分かれてソフィーの生まれたお部屋や屋根裏の勉強部屋、お庭を見学しました。今まで遠くに感じていたソフィーをとても身近に感じられました。
そしてソフィーが洗礼を受けた聖ティボー教会に行き、ステンドグラスに描かれた洗礼の様子やバラ家の人々が座っていた場所を見ました。
ソフィア・バラ・センターでお昼をいただいた後は、ぶどう畑に登りました。実際にぶどうの木を見ながら、ソフィーが大切にしていたヨハネの福音書15章1~16節の意味を考え、みこころについて振り返りました。
そしてジョワニーの町を見学し、最後に皆で今日一番印象に残ったことなどを振り返り、分かち合いました。
よく歩き、たくさん見ていろいろ感じた1日でした。
明日はとうとう最終日です。
 
 
 
 
 
 

2017.03.27

ルーツへの旅(四日目)

今日は移動日です。
その前にパリで訪れておくべき3つの教会を訪ねました。
現在は最高裁判所になっているフランス王宮内にある、王の私的な礼拝堂だったサントシャペル。
13世紀半ばに建てられたこの礼拝堂にはキリストの荊の冠という聖遺物があったそうです。一般に教会は100年単位で建設されることが多いですが、なんと2年半という短さ。王家の力を実感します。
次に訪れたのはパリの中心であるノートルダム大聖堂。日曜日のミサが行われている中を静かに見学しました。教会の建築やステンドグラス、彫刻は皆、聖書を読めない人々に神様のことを教えるという意味があることを学びました。
今日のお昼にはフランス料理の名物、エスカルゴが出ました。その土地の食べ物を食べる異文化体験となりました。今日の気温は18度くらいの暖かさでした。
午後訪れたサクレクール寺院はパリの教会では新しく、19世紀末に建てられていて、内部のモザイク装飾が特徴です。その後、印象派の画家達が住んだモンマルトルの丘を歩いて下り、バスでパリを出発しました。
ジョワニーへの道では、パリとは全然異なる田園風景が続きます。ジョワニーの宿泊先であるホテルものどかな風景の中にありました。
明日はいよいよ聖マグダレナ・ソフィアの生家を訪ねます。
 
 
 
 
 
 

2017.03.27

ルーツへの旅(三日目)

昨日までの雨模様から一転、とてもいい天気で暖かい一日でした。
今日は午前中、パリの聖心会のシスターマリボンヌの案内で、ザビエル教会で創立者のご遺体にお会いしました。パリ在住の卒業生の方も一緒でした。ご遺体がザビエル教会に安置された経緯を伺い、シスターからいただいたお祈りを皆で唱え、創立者の歌、さつきさやけきを歌いました。そしてしばらく各自で静かにお祈りしました。
その後、パリで最初の聖心の学校の敷地についてシスターにお話しいただきながら、ロダン美術館まで歩きました。美術館の庭の奥からは、創立者がお亡くなりになった部屋が見え、創立者の生き方の一部を実感できました。
午後はヴェルサイユ宮殿を見学し、フランス絶対王政を築いた王の生活を知りました。
 
 
 

2017.03.27

ルーツへの旅(二日目)

午前中、雨模様の中、バスでのパリ市内観光の後、ユネスコ本部を訪問しました。ユネスコ本部に勤務する聖心女子学院の卒業生である斎藤珠理さんから、聖心の卒業生として、今までの学びや経験がどのように生き方に影響しているか、のお話を伺いました。
ユネスコ本部の職員食堂でランチもいただきました。
午後はルーブル美術館を見学して名作を皆で鑑賞し、その後グループごとで自由見学。あまりの広さにお目当ての芸術品にたどり着かなかった人も多くいました。
その後、セーヌ河のクルーズ船に乗り、創立者が船でパリに到着したことを感じました。
夕ご飯は、カルチェラタンのビストロでいただきました。
とても充実した1日に、気分的にはもう最終日の感じ、と思った生徒もいました。