フィールド日記
2020.05.31
5月の野鳥の調査
日本野鳥の会東富士副代表の滝道雄先生が5月の不二聖心の野鳥について調査をしてくださいました。調査の報告書が届きましたので、掲載いたします。
2020年5月度の調査で確認された野鳥は下記の通りです。
1.エナガ…7羽
2.イカル…4羽
3.キビタキ…3羽
4.コゲラ…2羽
5.カケス…1羽
6.アオバト…2羽
7.ハシボソガラス…2羽
8.ハシブトガラス…18羽
9.ヤマガラ…2羽
10.シジュウカラ…7羽
11.ヒヨドリ…28羽
12.ウグイス…8羽
13.ソヒヨドリ…1羽
14.メジロ…7羽
15.ホトトギス…1羽
16.ホオジロ…4羽
17.キジバト…1羽
18.アオゲラ…1羽
19.カワラヒワ…7羽
20.カルガモ…1羽
21.トビ…1羽
22.ノスリ…1羽
23.スズメ…1羽
24.オオルリ…3羽
25.ツバメ…7羽
26.キセキレイ…1羽
27.ハクセキレイ…3羽
28.コジュケイ…1羽
29.ガビチョウ…2羽
30.ソウシチョウ…1羽
【特記事項】
1.ススキ野原と第二オークヒル奥のヒノキ林を過ぎた二カ所で不二聖心では初めてアオバトを確認した。これで確認された野鳥は63種類となった。愛鷹山や富士山に生息するアオバトが、海水を飲む目的で駿河湾の沼津方面の海岸に行く途中に不二聖心に寄り休憩したものと思われる。アオバトの「ア~オ~ アア~オ~」という声を一度聞けば、次回聞いた時にはアオバトだと思いだす特徴の有る鳴き声である。
2.5月18日にホトトギスの囀りを確認した。
3.猛禽類のノスリを確認した。この時期に見られる事から近くで繁殖しているものと思われる。