フィールド日記
2018.12.21
キゴシハナアブ
共生の森でキゴシハナアブを見つけました。キゴシとは黄腰の意味で、腹部の上部が黄色いことが特徴です。ハナアブはハチのような色彩ですが、実際はハエの仲間とされており、人を刺すことはありません。成虫は花の蜜や花粉を食べています。
越冬をするためか、枯れ葉の上でじっとしていたのでじっくり写真を撮ることができました。「個眼(こがん、小さな眼)」が多数集まってできている「複眼(ふくがん)」には粉を散らしたように赤暗色の斑点があることが特徴です。