フィールド日記
2018.06.15
サルナシ
学院の森にサルナシが生育している場所があります。先日、様子を見に行ったのですが、すでに花の時期は終わっており、果実ができつつありました。マタタビ科のつる性の落葉樹で、葉の柄の部分が赤くなるという特徴があります。
2~3cmになる果実は秋に熟し、甘く食用になります。キウイフルーツと近縁で、味や果肉の見た目はキウイフルーツに似ています。近年は、ベビーキウイなどの名称でスーパーの果物コーナーに海外産のサルナシが売られていることもあります。秋になったら再びこの場所を訪れて、不二聖心産のサルナシを味わってみたいと思います。