フィールド日記
2017.09.03
ルリタテハ クロコノマチョウ アカボシゴマダラ
8月18日に不二聖心女子学院で行われた「環境市民会議プレゼンツ里山体験教室」の参加者の方から当日の画像データをたくさんいただきました。
その中には注目すべき蝶の画像が含まれていました。
先ずはルリタテハです。ある参加者の方はルリタテハの瑠璃色を見て「宝石のようですね」とおっしゃっていました。
ルリタテハのすぐ近くにクロコノマチョウが写っていました。これは地球温暖化によって分布域を北に広げていると言われる蝶です。不二聖心で確認されたのは数年ぶりのことです。
驚いたのはアカボシゴマダラが写っている画像があったことです。この蝶は、もともと南国の蝶ですが、人為的に移入されたものが関東・東海にも定着してしまいました。温暖化がなければ、移入されても定着はしなかったかもしれません。裾野市の自然への温暖化の影響についても注視していきたいものです。
今日のことば
地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれたりすることはけっしてないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。 レイチェル・カーソン
地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれたりすることはけっしてないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。 レイチェル・カーソン