フィールド日記
2017.07.13
ヤブヤンマが校舎に侵入
生徒が廊下でオニヤンマだと叫びながら天井を指さしていました。よく見ると、それはヤブヤンマの♀でした。画像では、ヤブヤンマの♀の特徴である腹部第10節の棘も確認することができます。「共生の森」の近くにヤブヤンマが産卵する池がありますが、この個体もそこで羽化した可能性が高いと思われます。専門家の方からは、校舎に侵入したトンボの記録をつけるのも面白いというアドバイスをいただきました。
今日のことば
ときに人は、たった一つの言葉を見つけるために、人生のある時期を費やさなければならないことがある。しかし、その言葉と出会うことができたなら、けっして徒労だったとは思わないだろう。一つであっても言葉は、人生を根本から変えることがある。むしろ、言葉だけが、そうした力をもっている。
若松英輔