フィールド日記
2017.05.17
森の健康診断とヤマアカガエル
今日は愛知県の矢作川水系森林ボランティア協議会の方々の御指導のもと森の健康診断が行われました。生徒たちは学校林の中に入って、ヒノキの樹高と幹の太さを計り、木の混み具合が適正であるかどうかを科学的に診断しました。
日本の山林を守ることにつながる「森の健康診断」について体験を通して深く理解する時間となりました。この診断結果をもとに11月には実際に間伐を体験します。
林床には全国各地で絶滅危惧種に指定されているヤマアカガエルがいました。森が健康になることは、ヤマアカガエルなどの希少種を守ることにもつながっていきます。
今日のことば
トキなど目立つ生物は保護するのに、昆虫には目がいかない。しかしトキでもゴキブリでも、種としてのかけがえのなさには変わりはないんです。
丸山宗利