フィールド日記
2016.12.16
万葉の歌の世界
坂道の途中で車を降りて朝日の写真を撮りました。
その反対側では月が沈もうとしていました。
まさに万葉の歌「東(ひんがし)の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」(柿本人麻呂)の世界です。この月は旧暦の11月17日の月です。人麻呂がこの歌を詠んだのも17日頃であったことが今朝の空の様子からわかります。
今日のことば
さわやかな朝をむかえるために
ちいさな胸に溢れる愛を伝え
闇の中を走るように
歌声を響け
小田和正