フィールド日記
2016.07.10
コハクオナジマイマイ
枯れ茎の先にとまるコハクオナジマイマイの幼体を見つけました。コハクオナジマイマイは、もともとは九州に生息する、南方性の陸生貝類でしたが、今は不二聖心で普通に見られます。幼体の存在は繁殖が行われていることを示しているでしょう。例年になく暑い7月を過ごしていると、コハクオナジマイマイの北上と地球温暖化をどうしても結び付けたくなってしまいます。
今日のことば
すべて
もののすえはいい、
竹にしろ
けやきにしろ
そのすえが 空にきえるあたり
ひどくしずかだ
八木重吉