フィールド日記
2016.06.14
ナガコガネグモ ササグモ
ナガコガネグモの幼体が巣を張っていました。コガネグモの仲間は巣の中心に隠れ帯(白い糸の装飾)を持つことで知られています。装飾の仕方は種類によって異なります。ナガコガネグモは幼体でも立派な隠れ帯を持っていました。
近くにはササグモがいました。ササグモは巣を張らず、俊敏さを生かして獲物をとらえます。杉林の害虫のスギタマハエを駆除するために林に大量のササグモが放たれたということがかつてありました。
今日のことば
生きることが、大切なのだと思う。生きるとは、毎日のすべての瞬間を、愛しつくしてゆくことである。
須賀敦子