フィールド日記
2016.03.12
カルガモの夫婦
久し振りにプールにカルガモの雌雄が飛来しました。カルガモについては、名著『かまくら鳥とりどり』(岡田泰明)に簡にして要を得た説明があります。次に引用します。
ヨーロッパのカモの行列写真を見ると、種類はほとんどマガモである。カルガモは東アジア特産のカモで、欧米にはいない。日本産のカモ類がほとんど冬鳥で、北半球に広く分布する種類が多い中で、カルガモだけは一年中日本に住む留鳥である。また雌雄が同色で、雄だけが美しい他のカモ類と異なり、雌雄の判別がむつかしい。
画像からも雌雄の見分けのつきにくさが、よくわかります。
今日のことば
人がかえりみぬものに眼を向け、それを深くきわめることにつとめよ。人としてこの世に生をうけたかぎり、そうしたことに身をささげねばならぬ。
宮田全澤