フィールド日記
2015年10月
2015.10.25
十三夜の月 ツワブキの花
今日は陰暦では9月13日です。陰暦では7月から9月が秋ですから、いよいよ秋も終わりに近づいてきたことが暦からわかります。空には十三夜の月が出ていました。
秋の深まる季節に私たちの目を楽しませてくれるのがツワブキの花です。不二聖心でも校舎の裏のクスノキの大木の周辺にたくさんのツワブキの花が咲いています。
今日のことば
ひざを抱く少年二人つわの花 坪内稔典
2015.10.16
ヤママユガの産卵
理科の平本政隆教諭がヤママユガの採卵に成功しました。成虫を採集してしばらく様子を見ていたところ今日産卵したそうです。
ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」に出てくるのもヤママユガです。
平本教諭の次の目標は孵化だそうです。
今日のことば
ながながと川一筋や雪の原 凡兆
2015.10.12
キチョウ シイタケ
夏の間、元気に飛びまわっていたキチョウがススキにとまってじっとしていました。そろそろ蝶の季節も終わりかもしれません。
昨年、高校1年生が植菌したクヌギの木からシイタケがたくさん出ていました。大雪で倒れたクヌギの木が豊かな恵みをもたらしてくれています。
今日のことば
墓碑銘は森林太郎書は不折石見古刹に落葉ふりそむ 弘津敦子
2015.10.07
間伐材を用いたベンチづくり
富士山の美しい朝でした。
今日は高校1年生が総合学習の時間に間伐材を用いたベンチづくりに挑戦しました。インパクトドリルの使い方の練習から組み立てまで、自分たちの力でベンチを6台作り上げました。
このようにして間伐材を有効利用することで、間伐材の需要が高まり適度な間伐の実施をうながして健康な森を作っていきます。
ベンチづくりの指導をしてくださったNPO法人「土に還る木・森づくりの会」の皆様に心からお礼申し上げます。
今日のことば
たとえ、どのような道を進もうとも、魂の果ては見つからないだろう。それほど魂は深いのだ。
ヘラクレイトス
- 1 / 1