フィールド日記
2015.09.13
長崎より
高校2年生は長崎祈りの会旅行に行ってきました。
長崎には祈りの心を育む豊かな自然があります。
2日目には、遠藤周作の『沈黙』の舞台ともなった外海を訪ねました。「沈黙の碑」の向こうに真っ青な海が広がっていました。
3日目には、二十六殉教者像の前で祈りを捧げました。
二十六殉教者像のすぐ近くで、イソヒヨドリが鳴いていました。イソヒヨドリは主に海の近くで生活している鳥です。埋め立てられる前は、二十六聖人が殉教した場所のすぐ近くまで海が迫っていたという歴史をしのばせるイソヒヨドリの声でした。
夜は世界三大夜景を眺めながら一日を振り返り、さらに学びを深めました。
夜の振り返りでは、多くの生徒が祈りの会に参加できたことへの感謝の言葉を口にしていました。長崎はやはり素晴らしいところでした。
今日のことば
人間がこんなに哀しいのに主よ海があまりに碧いのです。 遠藤周作