フィールド日記
2014.10.28
越冬態のいろいろ ツチイナゴとヤマトシジミ
「共生の森」でツチイナゴを見つけました。ツチイナゴは成虫で冬を越します。枯葉の中で目立たないように成虫になるにつれて体の色が緑色から茶色に変わっていきます。
ツチイナゴの近くにはヤマトシジミがいました。ヤマトシジミは幼虫で越冬しますので、画像の個体は冬を乗り越えることなく命を終えることになります。
今日のことば
本物の森へ入ろう。そこから受ける恩恵を、物心両面、ありがたくいただこう。そこで身につけた力は、やがて必ず森に還元されていく。 浜田久美子