フィールド日記
2014.09.15
ツリガネニンジンと盗蜜
今年もツリガネニンジンがたくさんの花を咲かせています。蜜を吸うために訪れた虫は花の中に潜り体に花粉をつけて次の花に移動します。体についた花粉が次の花の雌蕊につき受粉が成立したことになります。
受粉昆虫は花から蜜をもらう代わりに受粉の手伝いをするわけですが、中には花に潜る手間を省いて花弁に穴を開け蜜を盗む輩もいます。被害にあったツリガネニンジンを見つけました。
この行為を盗蜜と言います。
今日のことば
もう一度、
あなたが好きだな、
気持ちがよいと感じる場所について考えてみよう。
その場所はいろいろな要素が「ある」のではなく、「ない」のではないだろうか。
ものが少ない。
大勢の人がいない。
匂いがしない。
雑音がない。
そして巨大ではない。
松山巖