フィールド日記
2014年06月
2014.06.03
ホオジロとオオミズアオ
高い木のてっぺんでホオジロが元気よく鳴いていました。ここのところ毎日のようにホオジロの声を聞くことができています。
放課後、中学1年生の3人の生徒が、「マリアガーデンに蝶のような生き物がいます」と教えてくれました。それはオオミズアオという蛾でした。澤口たまみは、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」に出てくる蛾はオオミズアオに違いないと推測しています。
今日のことば
オオミズアオの繭から糸をつくることは、すでにまったく廃れており、宮澤賢治がそれを知っていたかどうかは、今では知るよしもない。しかしオオミズアオほど、幻想的な賢治の童話世界に似つかわしい昆虫を、私は知らない。
澤口たまみ
2014.06.01
ナキイナゴ
明日の「夏休み子供自然体験教室」生徒スタッフミーティングに備えて自然観察のコースの現状を確認しました。
すすき野原ではナキイナゴの声があちこちから聞こえていました。
ホオジロは木のてっぺんで良い声でさえずっていました。
「夏休み子供自然体験教室」では視覚だけでなく聴覚や嗅覚など、さまざまな感覚を使って自然を味わうことができたらと思います。
今日のことば
もしこの世に
本当の祝福
というものが
あるとすれば
いま
私の
見ているものが
それだ
ローリー・リー
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