フィールド日記
2014.06.26
共生の森の植樹の準備 セミの幼虫
6月25日の総合学習の時間に高校1年生が植樹のための準備として杭打ちと穴掘りをしました。
生徒が土を掘っていたら、蝉の幼虫が出てきました。形から判断するにヒグラシではないかと思われます。7年地中にいてからようやく地上に姿を現し、地上での1週間を過ごす蝉の生活史には、人をして時間というものに深く思いを至らしめるものがあります。
今日のことば
私は花が好きだ。
しかし、なぜと問われてもうまく答えることは出来ない。
だが、花に逢えば、感動し心が癒される。
千変万化する花ビラやしべの形や彩り、風に乗って漂う、夢を誘うような不思議な香り、新たな命を宿し育ち色づいてゆく果実や種子、そういったすべてが、何かを語りかけてくるのだ。
そう、それは過ぎてゆく時の流れの標しでもある。 栗田子郎