フィールド日記
2014.05.03
八十八夜の翌日の茶畑とキンラン
昨日が八十八夜でした。お茶畑の若葉は摘まれるのを待ちかねているように勢いよく茂っています。
お茶畑の肥料とするために不二聖心の雑木林は毎年、きれいに草刈りがなされます。そのおかげで稀少な植物が雑木林の林床に数多く残っています。今日はキンランの写真を撮ることができました。
今日のことば
詩を書きはじめたころ「さびしさを大切になさい」とある詩人にいわれたことがあります。「大切に」とはどういう意味なのか、私ははっきりつかむことが出来ませんでしたが、いま、その意味がわかったように思います。それは、さびしさを知る心を出発点にして、何かを創りだしてゆくことなのでしょう。
高田敏子