フィールド日記
2014.04.17
シイタケの植菌
高校1年生が総合学習の時間に、NPO法人「土に還る木・森づくりの会」の方々のご指導のもと、シイタケの植菌を行いました。菌を植えたのは、2月の大雪で折れたクヌギの木です。クヌギは炭焼きなどで古くから日本人に利用され、その葉や幹はカブトムシをはじめとしてたくさんの生物に栄養分を提供してきました。切っても切っても生えてくる不思議な力を持った樹木でもあります。シイタケの栽培にも、ブナ科の樹木のなかで、クヌギが最も適していると聞きました。来秋の収穫が楽しみです。
今日のことば
葉かげなる天蚕(てんさん)はふかく眠りゐて櫟(くぬぎ) のこずゑ風渡りゆく 美智子皇后様