フィールド日記
2014.04.13
ケシ科のジロボウエンゴサク
ジロボウエンゴサクが今年もたくさん咲きました。あまりにたくさん咲いていて、まるで外来種の雑草のようですが、ジロボウエンゴサクは希少種で長野県では既に絶滅したと言われています。
同じケシ科の春の花であるムラサキケマンなどと比べても希少性は極めて高いと言えるでしょう。
減少している種について知り、大切に守り育てる心を持つことが大切です。
今日のことば
科学者は単に未知の真理を追究するだけでなく、知識のない人に間違った行動をさせないようにすることも科学者の責任である。 ベルトルト・ブレヒト