フィールド日記
2014.04.02
電気柵に守られるマユミ
3月29日に「小さな親切運動」の一環で、静岡銀行とその関係者の方々が「共生の森」の整備をしてくださいました。枯れ枝の撤去や植樹の他に電気柵の弛みを直す作業もしていただきました。
昨年は鹿の被害でほとんど新芽が見られなかった、「共生の森」のマユミが、今年は電気柵に守られて既に花芽までつけています。
今日のことば
最近インタビューに来た大学生たちに、「若い内にいい芸術に触れてね」と話すと、「でも、コンサートとか高いから。五千円あったら、好きな歌手のライブに行く」という答えだった。
人間として成長し、成熟するために必要な「学ぶ」という感覚が失われていることに愕然とした。感動することを知らずに育つことは恐ろしい。
赤川次郎