フィールド日記
2014.03.06
梅と楠に見る生命の循環
体育館の脇の梅の木が今年もたくさんの花をつけました。
この木は成長の途中で一度倒れ、そのままの状態でさらに成長を続け、花を咲かせています。
幹の根元の一部は枯死し、そこに落ちた楠の種が芽生え、枯死した部分から養分を得て新たな命が育っています。
身近なところに生命の力強さや生命の循環を感じることができるのも不二聖心のフィールドの素晴らしさです。
今日のことば
木という字を一つ書きました
一本じゃかわいそうだからと思ってもう一本ならべると林という字になりました
淋しいという字をじっと見ていると二本の木がなぜ涙ぐんでいるのかよくわかる
ほんとに愛しはじめたときにだけ寂しさが訪れるのです
寺山修司