フィールド日記
2014.01.28
マラソン大会のコースの石仏 カヤノキ
昨日、中3の生徒がマラソンの練習をしている時に道祖神を見つけましたと言ってきました。「おくのほそ道」の冒頭を学習した時の道祖神の話を記憶していて、報告に来てくれたのです。早速、早朝にコースに確かめに行きました。
残念ながら石仏は道祖神ではなく罵頭観音でしたが、芭蕉が馬頭観音も含めて道祖神と表現した可能性はゼロではないのではないかと思ったりしました。
馬頭観音の近くには地蔵をたくさん集めた小屋もありました。
コースの途中にある熊野神社のカヤノキは富士山麓でもまれにみる大木です。不二聖心のマラソンコースは歴史の香り漂う素敵なコースだと感じました。
今日のことば
希望と歴史は姉妹です。一方は前を向き、他方は後ろを向いて、二人してこの世界を、人が自由に活動できるような広々とした空間にするのです。
レベッカ・ソルニット